ペットと仙台初詣 ペットの健康 食生活
犬やネコは人間と同じような食生活で、脂肪、たんぱく質、炭水化物、また、ミネラル、ビタミンなどを食べ物から取り入れないことには、健康に生きることができません。
もちろん、私たち人間と、ペットでもある犬やネコと比べると、必要な栄養素の摂取する割合は大きく違っています。
犬は長い間、人間と同居してきた中で雑食性が進みました。
その結果として、タンパク質の必要量は人間と多いのですが、必要な三大栄養素の割合はほとんど人間と同じになっています。
ネコも同じように人間と同居をしているにも関わらず、肉食性を保ち続けました。
よって私たち人間よりも、犬よりもたくさんのタンパク質が必要になります。
そして、人間や犬の場合は、生理的に必要な「タウリン」や、「ビタミンA」などを体内で生成することが可能ですが、しかし、ネコについては体内で生成することができません。
タウリンを十分に含有されたフードを選ぶ必要があります。
ここで、ネコさんの「タウリン欠乏症」について述べます。
ネコさんは、タウリンが不足することで芽の障害である、網膜萎縮などや、心臓疾患である、拡張型心筋症などを引き起こす可能性がでてきます。
タウリンは、魚介類や動物の内臓などに多く含まれている成分なので、手作りをする場合も気をつけてあげましょう。
犬やネコの一日に必要な食塩の量は、人間の1/3と言われ、人間と同じようにソーセージやハムなどを与えてしまうと、塩分量を摂取し過ぎてしまい、心臓や腎臓にダメージを与えてしまうことになりかねません。
また、犬は甘みのある食べ物が好むために肥満の原因にもなります。
トーストに、塩分量1gに対して、塩シャケは4.1gもあります。
ハム、ソーセージ、チーズ、ベーコン、ハンペン、しらす干しなども多く含有されています。
食事は一日にどれくらいの量を与えたらよいでしょうか？
犬は1回で一日分の量を食べるだけの胃袋を持っていますが、1回で与える方法は、慌ててのどに詰まらせたり、肥満になったりするために好ましくはありません。
成犬では、一日2回に別けて、子犬は一度に食べられる量が少ないために、4回程度に別けて与えましょう。
ネコの習性として少量ずつ食べるために、2〜3回に別けて与えます。
腐敗性があるフードの場合は、ドライフードなどを利用します。
腐敗性があるものや手作りの食べ残しは、なるべく早い目に片付けましょう。
清潔に保つことが重要です。
ビタミンやミネラルも必要ですが、犬もネコも「たまねぎ」は、「アリルプロピルジスルファイド」の成分があり赤血球が破壊され嘔吐や発熱の原因になり、またブドウの皮も腎不全の原因になり与えてはいけませんので、気をつけましょう！
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